（　はじめに　）

　このお酒は、神渡純米吟醸（ワイン樽に貯蔵される事を前提に酒質設計された純米吟醸）を同じ長野県内の坂城葡萄酒醸造で使用されたフレンチオーク樽の中で貯蔵した日本酒です。神渡　純米吟醸ワイン樽貯蔵　MIWATARI CONNECTIONで培った製法を活かし、神渡と坂城葡萄酒醸造の魅力が最大限に生かされた新感覚の日本酒です。

　日本酒とワイン、それぞれ異なる醸造を行う両社がお互いの製品に対する尊敬と興味に基づいてMIWATARI CONNECTION RED・WHITEは生まれました。

　日本酒とワインという異なる文化や製法に共通する点を見出し、お互いの領域での専門知識や技術を交換することで新しい可能性を模索することになりました 。

　神渡は日本酒の伝統と長野県産の原材料そして品質にこだわり、その製品は多くの愛好家から高い評価を受けています。一方、坂城葡萄酒醸造所は、ワインの製造において高い技術と革新性を持ち、そのワインは国内外で称賛されています。

 　伝統的な日本酒と革新的なワインが組み合わされた、このコラボ商品は、両社の協力と情熱が結実した特別なアイテムとして、日本酒とワインの愛好家が笑顔になっていただける事を願っております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　テイスティングコメント　）

1：MIWATARI CONNECTION　純米吟醸　RED（赤ワイン樽貯蔵）

うっとりするほど鮮やかな撫子色の純米吟醸酒、坂城葡萄酒醸造の赤ワイン熟成で使用したフレンチオーク樽で熟成させた純米吟醸酒これが日本酒？！とびっくりするほど鮮やかな撫子色の色調リンゴやメロンのようなフルーツとカベルネフラン熟成樽由来の小さな赤い果実のフレーバーそれを支えるように青竹を思わせる爽やかな香りと吟醸香の絶妙なバランス味わいはフレッシュなイチゴのような甘さと酸味ただその可愛さに騙されてほいけない。そこ後には黒葡萄と樽熟のタンニンが骨格をつくり、心地のよい渋みと旨みとともに余韻へと繋がる。

⭐︎おすすめ飲み方

小ぶりな白ワイングラス、透明か白のおちょこ6〜12℃よく冷やし気味で

⭐︎おすすめ料理

焼き鳥・塩（カシラ、砂肝、ハツ）薬味たっぷりのカツオのタタキ、牛肉のタルタル、ローストビーフ、パルメザン、チェダーなどの硬質チーズ。

2：MIWATARI CONNECTION　純米吟醸　HHITE（白ワイン樽貯蔵）

　芳醇な樽香かおる純米吟醸、坂城葡萄酒醸造のシャルドネの樽熟成で使用したフレンチオーク樽で熟成した純米吟醸酒、落ち着きのある梔子色香りの第一印象は芳醇で甘やか。メロンやバナナの南国を思わせる果実とシャルドネ熟成樽由来のバニラやスモーキーなフレーバーそして米の香りが調和してグラスを回す度に複雑味が増す。口に含むと一瞬シャルドネ！？と間違えてしまうようなアタックだが、中盤から後半にかけて吟醸酒らしいふくよかで旨みのあるコクが広がる。余韻にもフレンチオーク樽の熟成香が楽しめる。

⭐︎おすすめの飲み方

シャルドネ用のボウルの大きなワイングラスで、温度は9〜15℃くらい

☆おすすめの料理

白身魚、エビやイカなどの熟成させたねっとりした食感のお刺身、ロース豚カツ（塩で）、豚の角煮など、脂身との相性は抜群

カマンベールチーズ、ブルーチーズをおつまみに。

☆テイスティングコメント

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　ラベルデザイン　）

☆ラベルデザイン

OZ－尾頭―山口氏コメント

諏訪大社上社の男神が下社の女神に会いに行った足跡という神秘的な昔話も語り継がれています。今回ラベルデザインを担当するにあたり、林さんと成澤さんの共通項であるネコと、神秘的な神々のイメージを重ね合わせたビジュアルを軸に考えました。しなやかな佇まいの女性の神様は、モデルのネコちゃんの表情を忠実に描写しました。その姿を優しく見つめる男性の神様は、ゆっくりと動きだしそうな様子を意識して描写しました。どちらのネコ神様も葡萄と稲(米)を持ち、MIWATARI CONNECTION らしい構図にまとめました。

また、ラベルの質感にもこだわっていますので、是非手に取ってお楽しみいただければ嬉しいです。